報道が変だと感じること

そもそもの始まり:
私が「安保法案の論点整理」につながる、国会ウォッチを始めたきっかけは、たまたまある日の安保法審議をネットで見て、
野党が法案の問題点を鋭く追及して、総理や防衛大臣らがボコボコにされているのを見て、
「こりゃ大変だ、明日の新聞/テレビは荒れるぞ!」
と思っていたところ、

翌日のNH Kニュースと<読・新聞>新聞では、
新聞は、国会審議内容を伝えないばかりか、与党を擁護する聞こえ良い言葉を並べ、逆に、野党を軽く悪く書いているので、私は相当なショックを受けました。私は、読*新聞をずっと信じていましたし、長年購読していましたから。国会審議で野党がすばらしい討論をしているのを見た直後です。同じものをみて、読*新聞の記者がこんな記事を書くとは・・・。

そんな、なんとなくの違和感を感じていたんですが、様々な情報に接するうちその違和感には根拠があるとわかりました。

NH Kの偏り
●NH K会長「政府が右というを左といえぬ」
●NH Kの「憲法記念日」報道!改憲派の盛り上がりだけを強調
●NH K、天皇陛下の「お言葉」を一部カット(2013.12)
●天皇家と政権(2014.11)
●大手メディア、皇太子さまの憲法発言を報じず!
●総理の米国議会演説を「公約」と表現
●政治部記者の正体
●原発報道で「専門家の見解は不安をかきたてる」「公式発表ベースに伝えて」と指示
●NH K経営委員長に

<読・新聞>新聞の偏り
●目に余る読○新聞、産○新聞のおかしな報道 NH Kもおかしいと池 上彰氏
●記事潰しを告発!
●「パナマ文書」日本企業をすべて匿名

世論調査
●参院選情勢報道に重大な疑義 同一調査データ使い回しの可能性
●新聞社の世論調査の不思議さ 原子力の再稼働肯定は既に多数派
●「国民に安保法制への理解が広がっている」は大ウソ!
●安全保障関連法が施行。国民の意見はどの世論調査を信じるべきか

その他国内メディア
●『報ステ』も放映を1分に!官邸がテレビ局やコメンテーターに特定候補者の排除を働きかけ|「理由はよくわかりませんが、上のほうから急にもっと短くしろというお達しがあったようです」
●池 上彰が明言!「テレビ局には連日、抗議と“電凸”が」
●テレビメディアの行方 「公平性」から「多様性へ」
●“名演説”「情熱を持って番組を作れば・・・」
●選挙期間中に選挙運動CM

原 発 関連【放 射能汚染】

●5,6号機の敷地から大量の湯気(2016.7.7)
福島、どうして5,6号機の敷地から 大量の湯気が出ている! この2つの原子炉には 問題は生じていないはず! これはいったい…!

●ETV特集「人間と放射能の記録~」NHK
被災地の現状をN HKが取材して報道してくれました。
問題は山積みなのに、なにをどうしていいかわからない。本当に打つ手はないのか?
私は、隠された汚 染実態が広く国民に暴露されるのは時間の問題、
そうなれば「移住」「被災地からの逃避」で日本はパニックになると思います。

「汚染の実態を認める、移住政策、原発廃止」、そのために政治が役割を果たし、税金を使う、というのはどうですか。
それとも、何もしないで今のまま、原発を増やしつづける方がいいでしょうか・・・?

●取り出した赤ちゃんは片方の腕と片方の足が・・・
ネット上では、妊娠出産に関わる異常が数多く報告されています。
情報を知らされない親もいるでしょうが、医療機関は知っているはずです。
なぜ医療機関から報告がないのか、なぜ報道されないのか。
なぜ、調査しているはずの学者たちが「原発事故の影響はない」と結論を下すのか・・・

●患者のデータを医大が隠そうとする理由とは
よくチェルノブイリのデータとの比較がされるのだが、チェルノブイリのときは、正しいデータを発表しようとした研究者の多くが迫害され、論文発表できなかったり、職を追われたり、殺されたりしている。
チェルノブイリの実態は、原発推進の主力部隊であるIAEAが認めるデータよりも、ずっと深刻なはずだ。

福島の事故に際してチェルノブイリのデータが参照されるのと同様、今後、世界のどこかで原発事故が起これば、今度はフクシマのデータと比較される。いずれにしても、「悪いデータ」はIAEAの活動を阻害するので、出さないよう、残さないよう、圧力がかけられている(研究者への研究資金という形で)。

●電車で吐血ておいおい

韓国政府、とうとう宮城県産米を輸入停止。

●がん細胞に放射線種
がん細胞の中に、α、β、γの3種放射線を放つ原因物質の粒(ホットパーティク)が見つかるんだって!

関連リンク(原発汚染):

●目で見る放射線
●現れた奇形動植物
●無 脳症の赤ちゃん
●きのこ類は東日本のほぼ全域で

●学校内の放射性ごみ 保護者へ5年間説明せず
●安全判断先送り、再利用方針
●遂に草が生える!袋が破れて
●流通問題は深刻!!
●恐怖の全国拡散が今、始まる
●「食べて応援」は自殺行為
●アメリカ政府有名機関「危険」と指摘

●下請け・日雇いが支える
電気を使っている私たちは、この動画の実態も知る必要があると思います。
電力会社がなぜこういう事実を隠しているのかわかりません。
原発運用に際し、必然的に発生するこの問題を会社は把握しているはずです。
この実態を「容認」できる理屈を教えてほしいです。

最近の報道について

インターネットでは、様々なニュース、解説、現場の状況、専門家の意見を見ることができ、YouTubeには真実を伝える動画も多い。それらを見ていると、これまで信頼して見てきたテレビや大手新聞の情報が大きく偏っていることに気づく。

例えば、N HKや大手新聞社は、皇太子さま55歳の誕生日の記者会見を報道する際、「戦後の日本は日本国憲法を基礎として築き上げられ平和と繁栄を享受している」と発言した部分を意図的に報道しなかった。

あるジャーナリストは「いつも最後に政府与党の言い分をくっつけることでニュースを完結させる」「国会論議のニュースは必ず政府側答弁で終わらせる」というルールがあると話しているそうだ。

 5月3日の憲法記念日、護憲派団体が主催したイベントには約5万人が集まり、インターネット上はそのニュースでもちきりだった。

一方、改憲派イベントの参加者はたったの約1100人。

N HKのニュースでは、数の少ない「改正の必要あり」の主張をまず流し、改憲派イベントの首相のビデオメッセージを流し、改憲派の集会に「およそ500人が集まりました」と隆盛ぶりをアピール。

しかし5万人が集まった護憲派イベントについては報道されなかった。

今の時期、新聞もテレビも安保法施行や憲法問題について、記事・番組総力を挙げて取り組み、読者・視聴者に国の変化を正確に伝えてほしいと思うのだが・・・。

4月4日の読*新聞と秋田さ*がけの紙面を比べると、読*新聞は全40ページの中に安保法関連記事は2本だけ。

秋田さ*がけは、全25ページの中に、1)2)自衛隊員の死傷リスクに関して、3)海自の海外派遣、4)緊急事態条項、5)沖縄米軍基地問題、6)高校生の政治活動、と6本も記事があり、その内容には、「背景、内容説明、専門家の意見、問題点など」が書かれていた。

全体に通じるトーンとして読*新聞は、政府広報として淡々と、まるでなにも問題がないような静かさで政府側の主張を伝え、野党に言及するときは、「猛烈に」「批判している」のような感情的な言葉を添える。

一方、秋田さ*がけは、11本もの法律からなる安保法の中身を様々な側面からとらえ、必要性や問題点をわかりやすく伝えている。

 安保法であれ政府の経済政策であれ、N HKと読*新聞だけを読んでいる人と、インターネットを見、さきがけなどの地方新聞を読んでいる人とでは情報格差が非常に大きくなるはずだ。

政府見解しか読んでいない人には、野党や反対運動をする人たちが「何も問題がないのにヒステリックに騒いでいる」と見えるだろう。知らないということは恐ろしいことだ。

◆『帰還兵はなぜ自殺するか』まとめ

アメリカでは、イラク戦争に派遣された兵士の、戦死者よりも、帰国後の自殺者の方が多くなったそうだ。『帰還兵はなぜ自殺するか』という本からその理由を読み解く。

即席爆弾による脳損傷とPTSD

対テロ戦争や紛争地域では、戦闘そのものよりも、移動中に即席路肩爆弾にあって死傷することが多い。即席爆弾は超音速の爆風を生じ、装甲戦車をも破壊する。

先進国の兵士はハイテク化した防護服で戦う。爆弾で吹き飛ばされても「死なない」ばかりか、体は無傷でいられるケースが増えた。重くて硬いヘルメットは爆風の圧力を増幅させ「外傷性脳損傷」をひきおこすが、外見上無傷なため、兵士はすぐに部隊に復帰する。

イラク、アフガンに派遣された兵士は年に二百回以上のパトロールに出て、平均12~15回の即席爆弾攻撃を受けた。前を行く車両が爆弾で吹き飛ばされるのを目撃し、そして自分自身も被弾を体験し、それでも同じ任務を毎日続ける、これがPTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす要因になった。職業軍人はそれが仕事とはいえ、あまりにも過酷すぎる。

外傷性脳損傷は、爆風による衝撃波が原因で脳幹に損傷を受けるもの。帰還後に精神を病むが五体満足なため周りに理解されず、人間関係を悪化させ、果ては・・・。

愛国者がモンスターになる

戦地に派遣される兵士は間違いなく、愛国心に満ち、知識も教養もあり、心身ともに健康な若者だ。命が大切であること、殺したり財産を奪ったりしてはいけないことを当然理解している。ただし「軍人」になれば、敵を殺し、建物を破壊するのが仕事だ。

 家族と過ごす時間は「人間」、戦地に行ったら「軍人」、しかし人間/軍人の切り替えに迷いが生じたら・・・。対テロ戦争では武装した男性だけでなく、家族を思い出させるような女性、高齢者、子供も敵になる。仕事が終わって宿営地に戻れば、インターネットで家族と会話できる。

家族と過ごす時間に無慈悲な殺人の記憶がフラッシュバックしたり、敵を攻撃している瞬間に敵の顔が自分の家族と重なって見えたりしたら・・・。

人間はロボットではないから、オン・オフを切り替えたり、記憶をリセットしたりはできないのだ。「自分がモンスターのような気がする」。人間の心で軍人の任務を果たし、誰にも話せない記憶を抱えて無口になり、終わりのない罪悪感に苦しむ。

衛生兵の任務

部隊が攻撃を受けたら、生死にかかわらず、速やかにボディ(死傷体)を回収するのも衛生兵の仕事。兵士はたくさんの軍事機密を身に着けているから、死体も機体も回収しなければならない。

ある衛生兵は、仲間の人数や顔を思い浮かべ、「やれやれ、全員回収できた」とほっとした瞬間に、「目は引き出せなかった五人目の兵士を見ていた」。一人、回収し忘れていたのだ。それからずっと「なぜ俺を忘れたんだ」「なぜ回収にきてくれなかったんだ」と迫るその仲間の焼死体が頭から離れない。

助けられなかった罪悪感


隠された爆弾を見つけるのが得意な兵士。その技で何度も部隊の危機を救ってきた。彼が任務を休んでいたとき、出動した部隊が爆破された。帰ってきた仲間が「あんたがいたら(そして爆弾を見つけてくれてさえいたら)仲間は死なずにすんだ」と言った。「お前のせいだお前のせいだ・・」そう言われたように感じ、罪悪感が止まらない。

民間人を殺傷した罪悪感

【悪夢】パトロールで小学校に入っていく夢。女の子たちが悲鳴を上げ、俺はクラス全員を撃ち殺す。こんな夢を見る自分、夢が止まらないことに怒りを覚える。【幻覚】死んだイラク人たちが(帰国後の自宅の)浴槽に浮かんでいるのを見たことがある。どうして浴槽にいるのか、さっぱりわからない。いま暴れまわりたい気分だ。

日本の自衛隊は安保法成立によって、米軍の後方支援として、捜索救難活動、武器等防護を担当し、戦地を移動したり、戦闘地域で負傷米兵の回収にあたったりする。国会では、憲法がどう、国会承認がどう、ということばかり議論され、戦争の実態については、他国がふつうにやっていることだから、と問題にならなかった。

しかし、戦地に派遣される自衛隊員、その家族、その友達、民間徴用される立場にある職業の人たちは、自分たちがどこに派遣され、どんな活動をし、どんなリスクがあるかに、少しは関心を持った方がいいと思う。

憲法と戦争

今の日本国憲法は、「先の大戦が天皇主権で国民の命が軽視された」「政府の行為によって戦争が行われた」ことを深く反省し、それを繰り返さないために「(天皇や政府ではなく)国民主権」「武力は持たない、戦争はしない」と決めたもの。「いずれの国家も、他国を無視してはならない」とあるのは、日本が太平洋戦争でアジア諸国民二千万人以上の命を奪ったことを反省し、これからは他国のことも考えましょう、という意味だ。決して「他国が軍隊を出しているから日本も出しましょう」という話ではない。

 一方、自民党憲法草案は:
我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。

自民党憲法には、先の戦争への反省が一言もない。政権がめざす「平和主義」は、「同盟国である米軍と連携しながら国際社会の平和と安定に積極的に軍事的にも関与していく」というもの。朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、その他民主化の名のもとにアメリカが武力介入や侵略した数々の戦争に、日本は戦後、軍を投入してこなかったが、これからは米軍の軍事同盟国として積極的に参加する、というのだ。

戦後の日本はなにをやってきたか。日本政府はかつてアフガニスタン戦争の際、敵味方のどちらにもつかない立場で、「武装解除して民主的な選挙をしなさい。そうでないと日本は数千億ドルの支援金をあげないよ」という交渉を粘り強くやり、複雑な利害がからむ武装勢力たちの武装解除を成功させた。同じことをアメリカがイラクでやって失敗した。仲介者には「敵味方どちらにもつかない立場」ということが絶対必要なのだ。「日本は武力行使を放棄した国」ということが紛争地の人々に理解され、欧米各国が武装してくる場面に自衛隊が丸腰で来る、その危うさが、逆に現地の人たちの信頼を得たのだ。

紛争に疲れた国々に調停を呼びかけ、公平な采配で武装解除し、支援金で復興を後押しする、自衛隊と国民の税金をそのような活動に使うことが、日本にしかできない国際貢献であり、ひいては日本国の安全につながる、これは憲法9条を守り強化すべきだ、と考える人たちの防衛戦略だ。確かに非武装は危険だ、しかし米国のような最強の軍事力から平和が生まれなかったこと、非武装の日本から平和が生まれたこと、この意味をよく考えたい。

◆教科書検定について

 平成26年、自民党の提言によって、「政府の統一見解を記述すること」「バランスのとれた記述」など、教科書検定基準が変更された。

今年3月に公表された教科書検定では、例えば

●「積極的平和主義とは、広範な地域で自衛隊の活動を認めようという考え方」という記述に対し、「生徒が誤解する」と検定意見がつき、「積極的平和主義は、国際社会の平和と安定および繁栄の確保に、積極的に寄与していこうとするもの」に変更された。

●集団的自衛権の行使容認について「日本が世界のどこででも戦争ができる国になるのかもしれないね」という記述が、「平和主義のあり方が大きな転換点を迎えているといえるのかもしれないね」に変更された。

 検定意見がついて変更された後の文章は、総理の国会答弁と同じで、上品ぶった言葉を並べてはいるが、実質何も意味していない。ただなんとなく、問題はない、大丈夫というイメージだけが伝わってくる。

 また、太平洋戦争を「自存自衛」「アジア諸国の解放」と描き、「日本は正しい戦争を行った」という認識をもたせる教科書と、戦前の大日本帝国憲法を美化し、戦後の日本国憲法をアメリカに押しつけられたものとし憲法第9条の改憲へと誘導する教科書は、例年通り問題なく合格とされた。

 そもそも教科書検定は、戦前の学校教育で軍を崇拝し戦争を鼓舞する誤った教育が行われたことの反省から、偏りがないように内容をチェックするために導入されたのではなかったか。今また、国内の様々な意見を無視して政府の意見だけを押し付ける、これが子供たちの教育に使われるのかと思うとぞっとする。

◆「問題はない」と思い込む思考停止

「戦争はいやだ」 が 「戦争するはずはない」 にすりかわって思考停止している人が多いと感じられます。

戦時中にも「日本が負けたらいやだ」 が 「負けるはずはない」 にすりかわって思考停止し、反戦や敗戦を口にする人を非国民扱いした人たちが、政権中枢から一般市民まで大勢いたと思います。

法案の問題点を知ってもらいたくて、
「日本人が乗ったベトナム船を自衛隊は防護しない。米艦船なら日本人が乗っていなくても自衛隊が防護する」という具体的な事例について話すと、
「じゃ、日本は●●国と戦争すると思っているのか」
「じゃ、総理は戦争したがっていると思っているのか」
と、相手に「NO」と言わせるための極論に走り、個別具体的な話には乗ってきません。

「考えたくない人たち」に理屈は通じません。
「総理が、平和だ安全だリスクはない、と言っているんだからそれでいいじゃないか」
と思考停止し、議論に白旗を挙げている人たちのことは、
放っておくしかないと思います。

このような思考のすりかえは、公共の問題でも頻繁に起きています。

自然を破壊するダムの問題、買い物難民、沖縄の米軍基地問題、・・・etc.
問題を直視すると仕事も心配も増え、精神的な苦痛にさいなまれる。
一方、「問題は存在しない」と思えば自分は楽なままでいられる。

政治家や公務員は、自分の仕事を増やしたくないから、
「問題はない」と思い込むため、思い込ませるための理屈をるる述べることが多いので、
「少しは汗をかけ!」と私なら怒ります。

自分を傷つけるかもしれない現実から、自分の精神を守るための心理的防御なのだ、と心理学の本で読んだことがあります。

また、相手に「NO」と言わせるための極論に走って喧嘩優位に立とうとするのは
男女のいさかい、夫婦喧嘩、いろんなところで見られます。

今、ちょっとしたトラブルで「どっちが悪い」の口論をしているとき、
「3年前あなた浮気したでしょ」など無関係な話、しかも相手が「自分が悪い」と認めざるを得ない話をもちだして、口論に勝とうとするのは、
「今の口論で自分に勝ち目がないけど、悔しいから、相手をぺちゃんこにできる話を持ち出そう」という深層心理があると思います。

私は議論好きでも口論好きでもありませんが、相談や意見を求められれば、愚直に自分の考えを述べます。しかし毒舌で相手の痛いところを突くので口論になることもあります。

口論に負けそうになると相手は「君は結婚したことがないから人の気持ちがわからないんだ」「子供もったことがないから社会のことがわからないのよ」と、まったく無関係な、かつ自分が絶対優位に立てる議論にすりかえて、私を叩こうとします。

なんでそこまでいわれにゃならんのよ・・とほほ・・となりますが、
相手がそういう話をしたら、「ごめん、自分がわるい」と表向き負けを認めながら、
内心「よしっ、相手は白旗挙げて降参した」と思うことにしています。

もっと時間をかけて決めるべき問題だと思う

【安保論点】のサイトと文書を作ってから、
これまで衆議院と参議院の与党、野党の国会議員に600回近く、
議員のオフィシャルページのコンタクト情報を通じて、
議員に直接、「内容理解」をお願いするメッセージを送ってきました。

正直、忙しい議員のもとにはほとんど届いていないと感じていますが、
100人に送って、一人から「参考にする」という返信をいただければ、勇気百倍、疲れも吹き飛びます。

「反対」「廃案」と叫ぶだけでは、今立ち止まっている人を動かす力にはなりません。
与党安定多数の今、一番すべきことは、自民党の中から理解者、反対者が現れるようにす ること。
そう思って私は国会議員に向けて【安保論点】サイトの案内をずっと続けてきました。

しかし・・・

もし自民党の議員が、欠陥法案と知ったうえで、
これが次の「憲法改正」のための布石だと考 えているならば、
国民の反対は逆に憲法改正への弾みとなる、
想定内の行動だと思われているかもしれません。

自民党の議員は
「憲法改正」の方向に進めるためには、多少の荒療治(自衛隊員や国民の犠牲)はやむを得ない、
と考えているのかもしれません。


「憲法改正」してフルスペックの集団的自衛権をもつことに
賛成する議員も国民もいるでしょう。しかし反対する人も多い。

そのテーマこそ、欠陥法案による犠牲者を出す前に、今、議論すべきことなのかもしれません。

憲法を改正して、
1) 9条を廃止し、フルスペックの集団的自衛権を容認する
2) 9条を補強し、集団的自衛権を例外なく禁止とする


今なら、国会でも、国民の間でも、憲法議論をタブー視せずに議論できると思います。

今の安保法案を強行採決せずに、もっと時間をかけて、対案や修正案を審議すべきだと、
自民党の議員の中から意見が出てきますよ、これから。

安保法の改正してほしい点。

安保法の中身が問題。問題だと思う点、改正してほしい点をまとめた。

【1】 【論点:誤想防衛と殺人罪】
海外派遣中に自衛官が民間人を殺したら、自衛官と上官は殺人罪と民事で損害賠償になることもある、一方、上位の司令官は罪を問われない場合もあると。それでいいのか?部隊命令で活動しても個人が裁かれるのか?
コメント=>政府軍/反政府軍なんて見かけは区別つかない。女、子供、お年寄り、犬なども爆弾を持って近づいてくる可能性がある。任務として、そういう人たちを殺傷することもあるのが最近の戦争現場。PKO駆け付け警護は自衛のために交戦してもよい。しかし、結果的に民間人を殺傷したら・・・。「軍人」は殺人扱いにならないけど、自衛隊は「軍人じゃない」から、自衛官個人が殺人罪に問われる。軍人じゃない自衛隊を紛争地に送るのは時期早々ではないの?

【2】【論点:装備の増強】
8/5衆議院質疑で中谷大臣は「新しい装備が必要になったり装備の大増強が必要になることはない」と言いましたが、「新しくない装備」や「中小規模の増強」はありますか。
コメント=>「任務は増えるが軍備費は増えない」と不思議なことを中谷防衛大臣は何度も国会で言っているが、舌の根も乾かぬうちに、<リンク>防衛費、過去最大の5兆911億円。言行不一致、恥ずかしくないの?

【3】【論点:ほかに手段がない】
もし米国が「米国の後方支援を断ったら日米同盟にひびが入る」と伝えてきたら、新三要件の「他に手段がない」に該当する、と判断されますか。
コメント=>「他に手段がない」が歯止めであるかのごとく言っていますが・・。岸田外務大臣は、米国に要請されたら断る選択肢はない、とも言っている。それどころか、要請される前に、こちらから「やります」と言い出すのが日本流ですね。「他に手段がない」は「米国に従う以外に他に手段がない」という意味なんですか。そうだとしたら、誤解している国民も多いみたいですよ。

【4】【論点:イラク市民の犠牲】
自衛隊が後方支援で提供や輸送した弾薬を使って米国がイラク市民を殺戮したら、自衛隊は米国に従軍したものとして、市民の殺害を禁じたジュネーブ条約に違反したとみなされるか。米国は条約違反を屁ともおもわんが、日本政府はどうか。
コメント=>日本も堂々とジュネーブ条約違反しますか。米国にならって。

【5】【論点:国外犯処罰規定】
自衛隊員や自衛隊の部隊が海外で武器を使って殺人などの犯罪を犯した場合、「1年以下の懲役、3万円以下の罰金」は軽すぎませんか。
コメント=>任務によらない殺人、犯罪を犯したら、自衛官にも、国内犯と同様の罰則を与えてほしい。海外では治外法権としたら、今の米軍が日本でくりかえしてきた殺人やレイプと同じことしますよ、人間は。

【6】【論点:救命に関する検討会】
「捜索救難活動」で自衛隊は負傷した米軍兵士の捜索や救助を戦闘地域でも実施できるが、装甲付救急車もなく、医者も同行しない危険すぎないか。
コメント=>問題点をブログ『帰還兵はなぜ自殺するか』、「見えない敵」と「死なない体」と脳損傷。にまとめました。

【7】【論点:メンタルヘルス】
メンタルヘルス企画官は防衛省の事務次官が担当するそうだが、PKO活動経験のある医務官が担当したほうがいいのではないか。どうお考えか。
コメント=>問題点まとめ中。『帰還兵はなぜ自殺するか』、罪悪感とトラウマ

【8】【論点:核兵器】
非核三原則は「(日本で)持たず、作らず、持ち込ませず」だが、米国の核兵器を公海上で自衛隊が輸送、整備、核搭載航空機に給油などはできるか。
コメント=>失礼しました。「非核三原則」は法律ではなく、単に佐藤栄作首相の所信表明演説の言葉でした。首相の言葉一つで「核武装原則」にいつでも変えられるんでしたね。「非核三原則」は
もうちょっと重いものかと勘違いしていました。


【9】【論点:安全確保規定がない】
自衛隊の活動地域は非戦闘地域が原則だが、万一戦闘が始まった場合、自衛隊法改正案に、退避、中断、危険回避の条文がないのはどうしてか。

【10】【論点:テロの危険性】
日本が攻撃を受けていないのに米国の軍艦や爆撃機に弾薬供給輸送防護すれば、米国の敵対国から恨まれて、日本攻撃やテロを生むと思がどうお考えか。
コメント=>総理は「我が国では水際で阻止し、国内でテロリストを確保する対応が可能だ。」と自信満々に答弁している。世界中が手を焼いているテロ問題も日本では対応可能。すごいですね日本は。

【11】【論点:法律の規定がない】
新三要件の第2要件「他に手段がない」を自衛隊法の改正法案にどうして明記しないのですか。そもそも法案に書かれていないことを、「厳しい要件があるから大丈夫、自分はやらない(安易に派遣命令を出さない)から大丈夫」と力説されてもねぇ・・。20年後50年後の大臣が法律にない「要件」を守るという保証はどこにあるのですか。

【12】【論点:国会承認】
過去のPKO派遣実績では派遣準備に2~5か月かかっている。一方国会は解散中でも3日で招集可能。PKO派遣を原則国会承認とし、承認後に派遣準備をしても遅滞はない。にもかかわらず、改正PKO法でなぜ国会事後承認を認めるか。原則「国会事前承認」とすべきではないか。防衛大臣の判断だけで軍隊相当の部隊を派遣していいのか。

ぜひ、法案賛成の方からの説明がほしいです。
説明コメント、お待ちしています。

【安保法案の論点整理】作者からのお願い

【安保法案の論点整理】に目を通していただき誠にありがとうございます。

私は、国の在り方を大きく変える11本の法律案について、
国会議員が賛成であれ反対であれ、
法案の内容を理解した上で採決に挑み、
国の方向性をきめてほしい、
と思っています。

しかし、
●国会中継をテレビやインターネットで見ても、論点がつかめない、さっぱりわからない
●総理は、安保環境は変容した、平和のためだ、リスクはない、と、あの甘い顔と優しい声で話し、
●誠実で常識がありそうな中谷大臣と岸田大臣も、必要だ、平和だ、安全だと訴えている、
●一方で、戦争法案だ、憲法違反だ、デモだ、と世間は騒がしい、
●法案の規定を恐ろしげに説く人たちやニュースもある、
●本当のところ、これは必要なんだろうか、何が問題なんだろうか

ということを
国会の「平和安全法制に関する特別委員会」に参加していない
国会議員の皆さんが思っているのではないか、

と私は思いました。

今回の法案は、どっちに転んでも将来に禍根を残す可能性があります。
だから、今、議決権を持っている国会議員の皆さんに、
法案を考えて、理解した上で行動してほしいと思うのです。

国会議員が国民の側を向いて、正しく判断し行動すること、
そしてその事実を次の選挙で訴えることで、政治が回っていくように、
政治家も市民も、これから選挙権を持つ18歳からの若者たちも、
国政と選挙に対する意識を高めていった方がいいと思います。

参議院審議が60日で止められ、衆議院に戻されて即日採決される可能性がありますから、
衆議院の国会議員に情報を届けたいと思っていますが、
法案が、参議院で可決されれば「成立」、否決されれば、衆議院に戻され「再議決」されます。
参議院で、時間切れで採決が行われなかった場合はどうなるのか・・・?

しかし、継続中の参議院審議の論点整理と
国会議員への働きかけを
一人で同時並行はとてもできません。

そこでお願いです。
【安保法案の論点整理】が、国会議員に届くよう、理解が深まるよう、
知り合いの国会議員に働きかけていただきたいのです。
また同時に、安保法案がわからなくて、とまどい、不安を感じている
市民の皆さんにも、隣人にも届くよう
このサイトと文書を「拡散」していただきたいのです。


「忙しくて、こんなに長い文章を読む時間はないよ」とよく言われます。
興味がなければ、一般市民は読まなくてもいいです。
(一般市民が理解できるように、マスコミや解説者がこれを利用してくれればうれしいです)

でも、国会で議決権を持っている国会議員は、
議事録を読むか、インターネット中継を見るか、
参考までにこの【安保法案の論点整理】を2時間ぐらいかけて読む、

それぐらいの時間は作っていただけたらと思います。
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